健サポ通信vol.7 『風疹と妊娠』
Vol.7となる今号は「風疹と妊娠」についてです。
風疹の感染拡大が続いており、既に去年1年間の患者数の7倍を超えています。風疹そのものは重度の感染症ではありませんが、妊娠5ヶ月までの妊婦が感染すると、生まれてくる子供に耳や目、心臓の病気などを伴う「先天性風疹症候群」が起こることがあります。前回の風疹の流行(2012年~2013年、患者数16,730人)では、45例の「先天性風疹症候群」が確認されています。
今年の風疹は、男性が患者の8割を占めていて、中でも30代から50代が多い状況です。来年度より、30~59歳の男性の風疹抗体検査(風疹の免疫を持っているかの検査)が無料になる予定ですが、「女性への感染経路は1位 夫、2位 職場」となっている現状を考えると、できるだけ早くに免疫をつけることが理想と考えます。
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