栄養だよりvol.40「おやつの食べ方」
「栄養だより」は、当社の管理栄養士が、季節に合った栄養情報や献立をお届けしています。
皆様、お気軽にご利用ください。
昔、午後2時頃から4時頃までの時間を「八つ刻(やつどき)」と言っていました。江戸時代中期頃までは一日二食だったため、「八 つ刻(やつどき)に小昼(こびる)」といって間食をしたことから、この時間の間食のことを「おやつどき=おやつ」というようになりました。ただしその後、 この時間の食事は正式な食事の習慣として一日三食になったので、今のおやつの意味あいとは違います。一日三食が定着するようになってから、午後三時前後に とるようになった間食を「おやつ」というようになったのが現在のおやつの意味です。
明治5年に時刻制度が変わってから、お三時(おさんじ)とい うようになった地方もありますが、ほとんどがそのまま「おやつ」を使っています。「お」は接頭語になるのですが、京や大坂では「八つの刻」に本願寺が太鼓 を打ち鳴らしていたので、寺に対する敬意がこの言葉に含まれている、とも言われているとのことです。
詳しくは、PDFファイルをご覧ください。